献立作り・食材のカット・味付けなど、離乳食作りは手間がかかるもの。だからこそ、使いやすい冷凍保存容器で小分け冷凍したいところです。
実際に、容器から離乳食が取り外せないと困ります。
赤ちゃんがある程度大きくなると、タイミングによっては急かされて焦ってしまうことも…。
本記事では、離乳食初期~完了期までリッチェルのわけわけフリージングトレーを使用した経験をもとに、おすすめのサイズや枚数をレビューとともにご紹介します。
※体験談をもとにした記事ですので、参考程度にご覧ください。
【初期~完了期まで使った結果】サイズと枚数は作り置きのスタイルと計量方法に合わせて選ぶのがおすすめ
離乳食初期~完了期の現在まで、リッチェルのわけわけフリージングを使用して思うのは、作り置きの内容と計量方法でサイズと枚数を決めるのがおすすめだということです。
具体的には、25mlサイズの4枚組からスタートする方法と、15mlサイズの4枚組から始める方法に分かれます。
手作り食材をメインで冷凍するなら、事前の計量をするかで決めよう
手作り食材メインで離乳食を作り置きしたい方におすすめなのが、パパ・ママに合った計量スタイルでサイズを選ぶ方法です。
実際にリッチェルのわけわけフリージングを離乳食初期~完了期まで使ってみましたが、手作り食材の作り置きがメインなら、全期間をワンサイズのみで過ごすのは難しいと思います。
一部を冷凍野菜に置き換えたり、途中から保育園を利用する場合は、ワンサイズのみで過ごせるケースもあります。
>>【冷凍野菜も使用+10ヶ月から保育園通園中】我が家のリアルな使い方はこちら
事前に計量する場合:25mlサイズからスタート
事前に計量するなら、最初に25mlサイズのみを購入し、徐々に枚数を増やしていきましょう。
容量があるぶん、中期あたりまでは25mlサイズのみで対応できます!
徐々に量を増やしていきたい食材だけを、あらかじめ計量したうえで保存しておくのもおすすめです!
最初は正直1~2枚しか使いませんが、追加購入の手間を考えると4枚セットが正解でした。
キューブの大きさから量を判断する場合:15mlサイズが便利
キューブの大きさから量を判断する場合も、まずは15mlサイズのみを準備しましょう。
徐々に作り置きのスタイルが定まってくると思うので、25mlサイズ・50mlサイズと必要なモノを揃える形でサイズアップしていくのがおすすめです。
最初は小さじ1からスタートする食材が多いもの。これから離乳食を始めるなら、一番小さな15mlサイズを選ぶほうが目分量で量りやすくなります。
離乳食中期~後期あたりになり食べる量が増えてから、25mlサイズや50mlサイズを用意してみましょう。
我が家では、途中からリッチェルのわけわけフリージングトレーのサイズ表記に合わせて大体で調整するスタイルになりました。
最初はエビデンスが~と言っていた私ですが、食事量が増える頃にはいろいろ慣れてきて、段々と目分量へ移行。でも、今のところ娘は元気に育っています。
【我が家のリアルな使い方】25mlサイズ×8枚で離乳食初期~完了期まで対応
離乳食後期(11ヶ月)から保育園へ通園中+中期からは基本的におかゆ・麺類のみ冷凍しており、25mlサイズ×8枚組のみで3~4日分対応できています。
25mlサイズのリッチェルわけわけフリージングにおかゆを入れて冷凍してみたところ、1ブロック26g(大さじ1.5杯程度)でした。
25mlサイズの測定結果から、各サイズの小さじ・大さじ量を割り出すと以下の通りになります。
サイズ | 目安量 | 小さじ | 大さじ | 個人的におすすめの使用時期 |
15ml | 約15g | 約3 | 約1 | 初期~中期 |
25ml | 約25g | 約5 | 約1と1/2 | 初期~完了期 |
50ml | 約50g | 約10 | 約3と1/3 | 後期以降 |
80ml | 約80g | 約16 | 約5と1/3 | 完了期 |
一番最初の15mlサイズで、約小さじ3杯分になります。
最初は小さじ1からスタートする食材も多め。事前に計量しないのであれば、まずは15mlサイズをチョイスすると便利です。
15mlサイズのリッチェルわけわけフリージングにどれくらい入れるかである程度の量を計れます。
食材にもよりますが、例えば15mlサイズに3/1程度入れれば、5gほど入れたことになります。
スケジュールの都合でいつもより多めに冷凍したい場合は、リッチェルのわけわけフリージングで冷凍後、フリーザーバッグに移すのもおすすめの方法です。
【レビュー】リッチェル わけわけフリージングトレーで離乳食を冷凍した感想
使って分かった!リッチェルわけわけフリージングのメリット・デメリット
離乳食初期~完了期までリッチェルのわけわけフリージングを使ってみて感じたメリットやデメリットです。詳しく見ていきましょう!
薄くて軽いから「するっと取れる」は本当だった!
なかなか離乳食が取り出せないと、離乳食と保存容器(製氷皿など)との間にスプーンを入れたり、時には保存容器ごとひねったりする場合もあります。
リッチェル わけわけフリージングで私が大好きなところは、するっと取れるところです!
食材が簡単に取れると謳った離乳食保存容器は山ほどあるので、使う前は「本当にするっととれるの?」と正直疑問に思っていました。
でも、リッチェルわけわけフリージングは、底から軽く押すだけでとにかくなめらかに取れます。
離乳食初期に汁物や煮物を冷凍していたときも、簡単に取り出せるので重宝しました。
リッチェルわけわけフリージングトレーを使い始めてからは、容器から取り出せないイライラを感じずに離乳食が準備できているので本当に助かっています。
省スペース設計だから冷凍庫がスッキリ
薄手なので、トレー同士を重ねても場所を取りません。リッチェルわけわけフリージングを4枚重ねても、iPhone12 miniの高さ(約13cm)には及びませんでした!
保存容器を1つずつ小分けすると場所をとります。また、保存容器の数も増えるので、どこに何を入れたか直感的に判断できなくなるのも難点です。
リッチェルわけわけフリージングがあれば、作り置きの量が増えても省スペースで保存できます。
別サイズ同士でも積み重ねできます。
わけわけフリージング ブロックトレーR 25 | リッチェル公式ウェブショップ
公式サイトによると、別サイズ同士での積み重ねにも対応しているそうです!
専用のフタ付き。ほかの食材を出し入れするときもズレない
専用のフタ付きなので、離乳食を入れたらサッとかぶせるだけでフタができます。
ラップで密閉するのは面倒ですし、積み重ねて保存することもできませんよね。
加えて、冷凍庫のほかの食材を取り出したときにフタがズレにくいのも好きなところ。
たくさん作り置きをしたいならぜひおすすめしたいです。
ただ、あまり満杯に入れるとフタがズレることもありました。満杯よりも気持ち少なめに入れるのがポイントです。
2024/09/17追記 毎日使い始めて11ヶ月経ちますが、さすがにフタがズレるようになりました。でも、この値段で1年近く持ったので不満はないです!
食洗機で洗える
リッチェルのわけわけフリージングは食洗機で洗えるので、ストレスになりやすい離乳食後のお皿の片付けもラクなんです!
離乳食はとろとろしているものが多く、離乳食が付いたままのお皿は、時間が経つと汚れがこびりついたり、ベトベトして洗いにくくなることもあります。
リッチェルわけわけフリージングなら、あらかじめ水につけておくだけで、あとは食洗機に洗浄をおまかせできます。
量が少なくなったら、電子レンジでまとめて解凍できる
離乳食中期以降の話になりますが、量が少なくなったら、電子レンジでまとめて解凍できるのもメリット。
離乳食の段階が進むと、食べる量が増え、1食分でキューブを2~3個分消費するようになります。
残りが1食分になったら、トレーごと解凍してお皿に移せるので、トレーからキューブを取り出す手間も省けます。
1度冷凍すると量が減らせないのは少し残念
リッチェルわけわけフリージングトレーは食材の冷凍に便利ですが、1度冷凍すると量を減らせないのが少し残念でした。
ごはんや麺類は量が変わりませんが、野菜は食事内容に合わせて毎回使う量が変わるため、野菜を種類別に冷凍するなら冷凍野菜を使うのがおすすめです!
例えば「かぼちゃの煮物」など、1食分の料理をまとめて冷凍したいなら、リッチェルわけわけフリージングトレーで問題ないと思います!
- 事前に計量する場合におすすめのサイズと枚数:25mlサイズ×4枚組からスタート
- キューブの大きさで量を計る場合におすすめのサイズと枚数:15mlサイズ×4枚組から始めてみましょう!