
2歳の子を育てている、ライターのみさちゅーです!
ベビー用品の紹介記事なども執筆しています。
ゴールデンウィーク・お盆・年末年始などに、お子さんとの飛行機デビューを計画している方も多いでしょう。
旅行や帰省は楽しみな一方、はじめての子連れ飛行機。
・何度も飛行機に乗ってきたけど、子供が一緒だと別世界の話…。
・実際の子連れフライトってどんな感じ?
・優先搭乗どうしよう。乗ったり降りたりするタイミングは?
などなど、考えれば考えるほど不安になってしまいますよね。
この記事を書いている私も、同じように頭を抱えながら子どもと何度も飛行機に乗ってきた、一人のママです。

何度も失敗を重ねて得た結論は、「事前準備とヒップシートがすごく大事!」ということ。
本記事では、時系列でわかるリアルなエピソード(旅行レポ)を軸に、事前準備の内容・空港での過ごし方・優先搭乗すべきかどうかなどをご紹介。
また、2歳のお子さんとの子連れ飛行機旅だから感じられるヒップシートの魅力や、選び方のポイントにも触れています。
「本当に役立ったこと」「これはやるべき!」という実用的な情報を解説するので、参考にしてみてくださいね。
・出発前〜到着後までのリアルな過ごし方
・出発当日までにすべきことや準備するもの
・スマートレーンって何?優先搭乗すべき?など

漠然とした不安が「大丈夫そう!」に変わりますように。
【旅行レポ】飛行機での出発当日から到着まで。2歳児とママのリアルな記録で
私の場合、子連れでの飛行機が不安なのは、イメージが湧かない部分が大きかったからでした。

大人ひとりでは飛行機に乗ったことがあるけれど、子供がいるとどんなフライトになるのか…と漠然とした不安がありました。
そこで、空港到着後からの実際の流れを詳しくご紹介します。
あくまで我が家の場合ですが、イメージ作りの参考になればうれしいです。
出発1時間20分前に空港へ到着も、遅延のアナウンス

出発1時間20分前に空港に到着。
しかし、空港に着いてまもなく、到着遅れで10分遅延とのアナウンスがありました。
「少し余裕がもてた」と思いつつ、スケジュールをどうするか再検討。
保安検査場の様子をみて、早めに保安検査場を通過するか、少し外で過ごすか考えます。
保安検査場は意外とすいているのに、待合室は混んでる!
飛行機の出発は土曜日で、14:35に出発予定でしたが、13:30現在で保安検査場は意外とすいています。
でも、保安検査後の待合室はかなり混んでおり、座れる椅子もあまりない様子。
そこで、保安検査場近くのお土産屋さんに寄りました。
20分ほどお土産屋さん巡りをして、お土産として子供にはマスコット、夫にはお菓子を買いました。
フロアマップはあらかじめブックマークしておこう!

行き慣れている空港であっても、出発日までにフロアマップをブックマークしておくと安心です。
子供がいると思った以上にバタバタしてしまうこともありますが、フロアマップを見れば、お土産屋さんやトイレの位置も一目瞭然。
当日突然時間ができたときや、おむつ交換が必要になったときにも、スムーズに対応できます。
日程が近づいてきたら一度目を通しておくと、空港でのスケジュールも組みやすくなりますよ。
お土産ショップも確認できる、羽田空港のフロアマップです。
・ANA: 羽田空港 国内線エリア | 空港からお土産を探す | 空港内ショップ『ANA FESTA』でお土産・飲食店を検索

羽田以外の空港でも、大概は公式サイトでフロアマップが公開されています!
イメージを膨らませるためにも、事前にチェックしておきましょう。
保安検査場の列に加わり、検査も通過
保安検査の列を待つ時間が地味に苦痛

出発まであと1時間ほどというところで、保安検査場の列に加わりました。
大行列ではないものの、それなりの人数はいます。
列で待っている間は、知らない人が多いからか迷わず抱っこ。
普段は歩きたがるのでどうかな~と思っていましたが、飛行機旅ではヒップシートがあって正解でした。
失敗した…2歳児との飛行機旅では、ヒップシートにこだわろう!
我が家は抱っこ紐で有名な「エルゴベビー」のヒップシートを使っています。
エルゴも普段使いではラクに抱っこできて気に入っているのですが、飛行機旅ではかさばって邪魔になるのと、個人的にはサイズが大きくてギリギリなんですよね。

保育園の送迎や、バスや電車などで近場へおでかけするぶんには問題ないです。
失敗からたどりついた、2歳児さんとの飛行機旅にぴったりなヒップシートとは?
機内では前の座席下にヒップシートを入れることになるので、かさばりにくいタイプが本当に便利だと毎回痛感しています。
そこで、2歳児さんとの飛行機旅にぴったりな「ヒップシートのポイント」を考えてみました!

この条件を満たすのが、長野発のベビー用品ブランド「ケラッタ」のヒップシート。
Amazonや楽天はもちろん、赤ちゃん本舗(一部商品)でも取り扱いのあるブランドです。
そんな「ケラッタ」のヒップシートのなかでも、おすすめなのが「Hip Go」シリーズ。

折りたたみ可+収納袋付き+超軽量という、旅にぴったりな仕様すぎて…!
価格もリーズナブルなので、旅行用のヒップシートとして使うのもおすすめです。
飛行機・車・新幹線など、いろいろな乗り物で長時間移動することが多いならぜひチェックを。

当たり前ですが、空港で我が子の面倒をみられるのは自分だけ。
モノに頼れる部分は頼っています。
地方の空港は要注意!「スマートレーン」の有無で検査待ちの負担が大きく変わる

羽田空港をはじめとした、空港の保安検査場に「スマートレーン」が導入されていることをご存知でしょうか。
「スマートレーン」があると、電子機器の出し入れが不要(検査員の方から求められたときのみの出し入れでOK)。
重いパソコンやタブレットなどの出し入れがいらないので、子連れでもスムーズに検査へ入れます。

年末年始の帰省など、冬場はコート類も検査へ回すことになります。
出し入れの負担が減るのは大きなポイントです!
なお、スマートレーンが使えるかどうかは、航空会社によっても異なります。
最新の情報は搭乗前にご確認ください。
スマートレーンがない地方空港でのエピソード

以前地元の空港を利用した際には、まだスマートレーンが導入されておらず、仕事用のパソコンやタブレットを一旦トレイへ移して流す作業に一苦労しました。
よく考えると、MacBookは1kg以上、iPadも500g近くあるんですよね。
あらかじめ別の手荷物として持ち歩いていましたが、
ヒップシートからおろした子供がどこかに行かないか気を配りながら、バッグからパソコンやタブレットを出してトレイに乗せる作業はなかなか大変でした。
「抱っこ~」と言われる時間も子供に申し訳なく、地味につらかったです。

電子機器だけ預けるのが面倒だったのですが、想像以上にきついので預けましょう。
いざ保安検査へ。子供と手をつないだまま搭乗案内発券・荷物おろし・保安検査
やっと保安検査の番が回ってきました。
まずは、航空会社のアプリを機械にあてて、発券されたレシートのようなチケット(搭乗案内証)を持ちます。
今回はJALだったので搭乗案内証が必要でしたが、ANAは搭乗案内証の発券を順次廃止しています。
ANAだとその点はラクなので、航空会社をこれから選ぶ方は参考にしてみてください。
子供を抱っこしたまま、たくさんのトレイを動かすのは難しかったので、その場でサッとリュックもトレイに移します。
チェックイン後に発券されるチケットを見せて、検査ゲートを通過。
搭乗案内証を見せたり、検査ゲートを通過したりする間、子供はずっと私の足にしがみついていました。

どこかへ走って行かないか心配でしたが、はじめての雰囲気に不安だったみたいです。
待合室では、カートでのお散歩・シールブックで楽しく時間つぶし

保安検査後に過ごす待合室では、航空会社の貸出用ベビーカーをお借りしてお散歩しています。
歩き回るぶん親は疲れますが、抱っこして回るよりは断然ラク。

ビビリなので自分から声をかけるのは勇気がいりましたが、あたたかく対応していただけました(心細かったのでやさしさが沁みた)。

空港ならではの雰囲気を味わったり、風景を見てみたりと、子供も気分転換になっているようです!
連休中は人が多くて座るところも少ないので、ラクにぐるぐる回って楽しく過ごせるのはうれしいです。
ちなみに、使用する航空会社を問わず使わせてもらえました。

待合室内のグランドスタッフさんが声をかけてくださって、ベビーカーが借りられることを知りました。それからは毎回お借りしています。
飛行機へ乗る直前に搭乗口でお返しすればいいのもありがたかった!
お散歩後はSeriaのシールブック
お散歩が終わったら、持ってきたシールブックで時間をつぶします。
シールブックは、Seriaでいつも購入しています。

Seriaのシールブックは、コンパクトで薄いのが最大の利点。
機内にも大体2~3冊持ち込んでいます!
2~3冊持って行くことで、子供にとっても選択肢が広がって楽しんでもらいやすい気がしています。
ピカチュウジェットに出会えたらラッキー!
待合室では、大きな窓から見える飛行機にも大興奮。
ちょうどピカチュウジェットが来ていたときには、とてもよろこんでいました。
ピカチュウジェット|スカイマークの特集|スカイマーク SKYMARK
※2025/09/26現在、国内線でポケモンデザインの飛行機を運航しているのはスカイマークのみでした。
優先搭乗で飛行機内へ。前に子供、後ろにリュック、肩から手荷物…
搭乗の30分ほど前から、優先搭乗がスタートします。
手前で子供、背中にはリュック、肩からも手荷物という状態で搭乗することになるので、なかなかハードです。
2歳児との飛行機。優先搭乗すべき?

2歳児との飛行機では、優先搭乗を選ぶのがおすすめです。
優先搭乗をすることにより、前後にほかのお客さんが少ない状態で座席へ向かえます。
焦りも減って落ち着いて座れるので、ぜひ優先搭乗を選んでみてください。
優先搭乗を選ばないとどうなる?
優先搭乗を選ばずグループ順に搭乗すると、多くの方と一緒に座席へ向かうことになります。
一度に乗る人数が多いとどうしても列が詰まり、
子供を抱っこしたまま荷物を抱え、待っている時間もどんどん伸びてしまうんです。
列で待っている間は、子供の様子はもちろん、特に肩の荷物がすでに座っている方へ当たらないか心配になります…。
でも、子供を連れている私たちからすると必要な荷物なので、肩から持ち歩くしかないんですよね。
優先搭乗を選ぶことは、周りの方への配慮にもつながります。

バタバタして優先搭乗に間に合わなかったフライトでは、
座る前から普段以上に気疲れしました。
いざ機内へ。機内では抱っこ移動が効率的

機内は狭いので、普段は歩くのが大好きなお子さんでも、座席まではヒップシートで抱っこしたまま移動したほうが効率的。
手をつないだまま歩くこともできますが、手荷物があるのでなかなかハードです。
抱っこしたまま歩くことで、子供が急にほかの人の座席へ入り込んでしまったり、知らない場所へ行ってしまうリスクを減らせます。

抱っこしていると自分とくっついているので、大人も子供も安心感がありますよね。
着席後~フライト中の過ごし方

着席後からフライト中の過ごし方は、シールブックやおもちゃが基本。
離陸する際には、耳抜き対策でスティックパンを食べてもらっています。
お昼寝してくれたらラッキー!程度に考えて準備しよう
最近は午前中にお出かけして、遊びに飽きたら着陸までお昼寝というパターンも増えてきています。
ただ、お昼寝に関しては、なかなか難しいことも。
出発前にお出かけするなど、確率を上げるためのベストは尽くしつつ、
寝てくれたらラッキー!くらいに思っておくと気がラクです。
着陸後は最後に出るつもりで

着陸後は、なるべく最後に出るつもりでいましょう。
立ち上がって移動しているとはいえ、着陸直後は前列も混雑しています。
乗るときと同じように、抱っこしたまま待っている時間も長くなり、周りの気になるので、最後に折りましょう。
特にはじめてのフライトだと、慣れておらず負担も大きくなります。
慣れてきたら、急いで降りる人が引くタイミングも狙う
とはいえ、少し待っていると、ゆっくり降りようとする人たちが出てきて、人混みが緩和されることも。
チャンスがあればサッと降りましょう!
【チェックリスト】フライト前日までにすることリスト
本記事でご紹介した内容をチェックリストにまとめてみました!
時系列でご紹介しているので、参考にしてみてくださいね。


持ち物にこだわりながら、スケジュールも事前に組んでおきましょう!
\子連れ飛行機旅におすすめの”推しヒップシート”/