長崎在住のママライター、かもめです。
子連れでの長崎旅行のメインとして「ハウステンボス」に行かれる方も多いのではないでしょうか。
でも、長崎空港からハウステンボスまで、どうやって移動するか迷いませんか?
検索すると所要時間や料金を比較した情報はたくさん出てきますが、長崎に住む私の感覚には少し合わない部分がありまして…。
そこで今回は、実際に3歳の娘を連れてハウステンボスへ行った経験から、各交通手段を比較していきます。「県外から来る方には意外と分かりにくいだろうな」と感じた地元民の感覚も、あわせてお伝えします。
| 訪問日 | 2026年6月末の月曜日(くもり時々雨) |
|---|---|
| 同行者 | 夫・3歳の娘 |
| 移動手段 | 長崎市内から車(高速利用・東そのぎIC経由) |
| 滞在時間 | 10:30頃〜16:00頃(日帰り) |

長崎市内を9時前に出て、10時半頃に到着しました。
梅雨の時期だったからか、ハウステンボスのスタッフの方に「今日はこれでも空いている方ですよ」と言われたのが印象的でした。
長崎空港からハウステンボスへの移動手段は4つ
飛行機で長崎へいらっしゃる場合、長崎空港からハウステンボスへ向かう方も多いと思います。
長崎空港からハウステンボスへは、いくつかの選択肢がありますよね。

「長崎は公共交通が不便だからレンタカー」という単純な話ではありません。むしろ、空港からハウステンボスだけを見るなら、直行バスや高速船もかなり便利です。
ただ、子連れだとどうなのでしょうか。ここからは料金や所要時間だけではなく、子連れである点も踏まえて比較してみます。
長崎在住の私なら、レンタカーをおすすめします

逆に、荷物が少なく、ハウステンボス周辺だけで過ごす予定で、運転したくない・乗り物に乗ること自体を楽しみたいというご家庭なら、バスや高速船も十分選択肢になります。
長崎在住のママがレンタカーをおすすめする理由
最初から結論を言ってしまうと、私ならレンタカーを選びます。
理由は「一番速いから」でも「公共交通機関が不便だから」でもありません。子どもの都合で予定を変えられるからです。
予定どおりに進まない3歳児との旅行にぴったりだから
3歳児との旅行って、本当に予定どおりにいきません。
「この時間に出発する」「ここでご飯を食べる」「このアトラクションに行く」と計画していても、眠くなったりお腹が空いたり、急に帰りたいと言われたり。
そうかと思えば、まだ遊びたいと言い出したり…普通でもこういうことありますよね。ハウステンボスだからといって、いつも通りじゃないかというとそんなことはありませんでした(笑)
そして、お子さん関係なしに、雨が降ってくることもあります。
そんなとき、車があると「再入場してちょっと休もう」ができます。この自由度が、私がレンタカーを推したい一番の理由です。
車でのハウステンボスへの行き方

私たちは長崎市内から高速道路に乗り、東そのぎICで降りて川棚町を経由してからハウステンボスへ向かいました。
空港から向かう場合も、長崎空港から一番近い高速インターは大村ICなので、大村ICから乗って東そのぎICで降りるルートになります。区間としては短めです。
「これだけ短いなら下道でいいかな」と思うかもしれませんが、私は短い区間でも高速をおすすめしたいです。理由は単純で、このあたりは土地勘がないと道が分かりにくいから。
ハウステンボスまでの一般道はどんな感じ?
高速を降りてからハウステンボスまでは一般道の区間が意外と長く、しかも大村・佐世保エリアは各方向1車線の道が多いエリアです。
慣れていない道で、後ろに車が続いている状況で迷うのは、子どもを乗せているとなおさら焦ります。
「じゃあレンタカーは大変?」と思うかもしれませんが、むしろこういう区間こそレンタカーの良さが出ます。
渋滞にはまっても焦らず休憩できますし、バスのように決まった時間に間に合わせる必要もありません。

夫が佐世保エリア出身なのですが、「この辺りは昔から道が少ないんだよね」とよく言っています。
道中の買い出しは、川棚エリアが便利

東そのぎICを降りた道中の川棚町内には「エレナ川棚店」「マルキョウ川棚店」といったスーパー、「ドラッグストアコスモス川棚店」などのドラッグストアがあります。
おむつ・着替え・子どもの飲み物・翌朝のパンなどをまとめて買いたいときは、川棚エリアで済ませておくと、ハウステンボス到着後に「あれを買い忘れた!」と慌てずに済みます。
レンタカー利用時の注意点
チャイルドシートは早めに確認を
我が家は普段カーシェアを利用しており、今回もチャイルドシートは自宅から持ち込みました。
そのためレンタカー会社でのチャイルドシート予約は未経験なのですが、対応年齢や在庫数は会社によって差があるとよく聞きます。
レンタカーを予約するときは「車が借りられるか」だけではなく、「必要なチャイルドシートも確保できるか」まで確認しておきましょう。旅行日が決まったら、早めに確認しておくと安心です。
レンタカーは「一番安い交通手段」ではないが…
ここは正直に書いておきます。レンタカーには、
- レンタカー代
- ガソリン代
- 高速料金
- 駐車料金
- 補償などの費用
がかかります。ハウステンボスだけを往復するなら、人数によっては公共交通機関のほうが安くなることもあります。さらに、空港到着後の手続きや車の受け取り、返却も必要です。
なので「レンタカーなら絶対にお得!」とは言えません。私がレンタカーをおすすめしたいのは、「安さ」ではなく「子どもに合わせて動けること」に価値を感じるご家庭です。
高速バスなら、乗り換えなしで楽。ただし途中で降りられない

長崎空港からハウステンボスへは、乗り換えなしの直行バスがあります。
ハウステンボス行き高速バスのメリット
高速バスはとても便利で、空港から乗ってしまえば、あとはハウステンボスまで移動できます。運転する必要もありませんし、大人だけの旅行なら、私もバスにすると思います。
正直に言うと、私自身は子連れで高速バスや高速船を利用したことはありません。3歳児を連れての約1時間の移動は、途中で機嫌が悪くなったときに止められないと考えると、私は選びませんでした。
ただ、これはあくまで「うちの場合」の判断です。お子さんの性格やお昼寝のタイミングによっては十分アリな選択肢だと思います。
ハウステンボス行き高速バスで気になるところ
約1時間の移動そのものより、私が気になるのは「途中で自由に降りられないこと」です。
子どもが寝ているなら問題ありません。でも「もう飽きた!」「降りたい」と言われたとき、車のようにコンビニやサービスエリアに寄ることはできません。そして、周りの目も気になります…。
もちろん、バスだからこその「運転しなくていい」というメリットもあります。だからこそ、高速バスがおすすめなのは以下のような場合です。
というご家庭なら、直行バスは十分候補になります。
約50分で園内のマリンターミナルへ直行する「高速船」もある

ハウステンボス行き高速船のメリット
長崎空港からハウステンボスへは、高速船という選択肢もあります。空港からハウステンボスまで約50分ほどで、園内のマリンターミナルに直接向かえるのが魅力です。
高速船は運休しやすいのがネック
一方で、船を使ったことがある方ならお分かりかと思いますが、船は天候にされやすく、長崎に着いたら天候不良で運休していた…なんてこともあります。
船が苦手なお子さんの場合や、天候が気になる場合は、運航状況を事前に確認しておきたいところ。また、空港ターミナルから船乗り場までの移動もあります。
お子さんの好みによっては、高速船も有効な選択肢だと思います。
「せっかく長崎に来たんだから、船にも乗ってみたい!」というご家庭には、むしろ楽しい移動になるかもしれません。
JRは、電車好きのお子さんなら移動そのものが楽しみに

電車が好きなお子さんなら、JRでの移動そのものが旅行の楽しみになることもあります。また、直行バスを使うより電車で移動したいという方もいるでしょう。
ただし、長崎空港には鉄道駅がありません。JRを利用する場合は、まず空港から大村駅などへ移動し、そこからJRに乗り継ぐ必要があります。荷物があるうえ、知らない土地であることも踏まえると、負担が大きいかもしれません。
【長崎県民ならこうする】長崎での子連れ移動で考える4つのポイント

長崎空港からハウステンボスへの行き方について比較してきました。飛行機で来られる方の参考になっていたら幸いです。
ここからは、出発先にかかわらず、私が3歳の娘を連れてハウステンボスへ行った経験から「ここは先に決めておくと楽」と感じたポイントをまとめます。
① 泊まるのは「ハウステンボス周辺」か「長崎市内」か
ハウステンボスは長崎市ではなく、佐世保市にあります。長崎旅行というと「長崎市内を観光して、翌日はハウステンボスへ」というイメージを持つ方もいるかもしれません。

長崎県民の感覚では…同じ長崎県内でも、別のエリアへ移動する感覚です。
ここは、交通手段とセットで考えることをおすすめします。
ハウステンボス周辺に泊まる場合
ハウステンボスで夜まで遊びたいなら、周辺のホテルに泊まるのが楽です。パークからホテルまでの移動距離を短くできますし、子どもが疲れてもすぐ休めます。
長崎市内に泊まって、ハウステンボスは日帰りの場合
長崎市内の観光もしたい場合は、ハウステンボスと長崎市をどう行き来するかを考えておきましょう。
私なら、3歳児連れならハウステンボスを夕方までに切り上げて帰るか、日程に余裕があるならハウステンボス周辺に一泊することを考えます。
そして、長崎市内や途中の観光地にも立ち寄るなら、レンタカーの自由度がかなり活きてきます。
② 日帰りなら、帰る時間は「何時に出るか」を先に決める

ハウステンボスで一日遊んで、「せっかくだから夜のイルミネーションまで見て、それから長崎市内へ行こう!」と思うかもしれません。もちろん、それも素敵な旅行です。
でも、長崎県民の私なら、3歳児連れではかなり慎重に考えます。一日歩き回ったあと、子どもは疲れています。親も疲れています。そこから夜の渋滞に巻き込まれながら長崎市内へ戻る…。
だから、わが家の場合は夕方にはハウステンボスを出ました。渋滞について触れましたが、次にハウステンボス周辺の道路状況について触れてみます。
ハウステンボス周辺の道路状況(2026年6月時点)

ハウステンボスの近くの道路は、夜まで楽しんだお客さんの車で大渋滞が起きます。特に混むのは、ハウステンボスの正面出口付近。左手にホテルローレライ、右手にハウステンボスが見える道路です。
郊外で道が少ないため、以前はハウステンボス前を通る必要のなかった住民の方まで、この道に集まってしまう状況でした。
最近、渋滞緩和のための新しい道路ができたそうですが、それでも出てすぐの道路は混雑していると聞いています(2026年6月時点)。
子連れでも夜までハウステンボスを楽しむコツ
「夜まで遊ばないともったいない」という方に、無理に夕方の切り上げをすすめたいわけではありません。
夜のイルミネーションまでしっかり楽しみたいなら、その日のうちに長崎市内へ戻ろうとせず、ハウステンボス周辺のホテルに一泊してしまうのがおすすめです。
そもそも飛行機に乗ると、空港や飛行中の移動でも疲れています。そのうえで1日ハウステンボスを回ることになるため、宿泊もおすすめです。
疲れた体で長距離を運転する必要がなくなりますし、翌朝も余裕を持って出発できますよ。

「夕方に出る」か「近くに泊まる」か。お子さんの体力と運転の負担を考えて選んでみてください。
③ 雨が降ったときの「帰りの移動」も考える
ハウステンボスは屋外を歩く時間も長くなります。雨が降れば、子どもも大人も濡れます。
実際に我が家も雨に降られたのでわかりますが、濡れた服。濡れた靴。増えた荷物。疲れた子ども…。
この状態で公共交通機関に乗ることを考えると、私はちょっと気が重くなります。
車なら、荷物を車内に置いておけます。雨具や着替えも積んでおけます。そして、濡れた状態でも車に乗ってしまえば、あとはホテルや自宅まで移動できます。
「雨の日こそ車が楽」というのは、実際に子どもを連れて出かけると強く感じるポイントです。

実際に雨の日にハウステンボスへ行ったときの様子は、こちらの記事でどうぞ。
>>【子連れ】雨の日のハウステンボスは楽しめた?3歳児と行ってわかった屋内施設・回り方のリアルとホテル選び
④混雑しやすい時期を避けられるか確認する
日程を自由に選べるなら、混雑しやすい時期を知っておくと動きやすくなります。長崎で子育てをする私が「この時期は混む」と思うのは、次の3つです。
1. 長崎くんち(毎年10月上旬)
長崎市内のお祭りなのでハウステンボスとは直接関係ありませんが、県外からの観光客が増える時期。
公共交通機関は混みやすくなります。長崎市内観光とセットで考えている方は気をつけてください。
2. 冬のイルミネーション期間(毎年11月頃〜2月頃)
ハウステンボスのイルミネーションは通年点灯していますが、冬の大規模イベント期間はとにかく混みます。
3. 夏のビール祭(毎年夏頃)
ハーバータウン周辺で開催され、こちらも混雑シーズンです。
混雑を避けるなら、これらの時期を外すか、逆に「混雑覚悟で楽しむ」と割り切って周辺ホテルを早めに押さえるのがおすすめです。
開催期間は年によって変わるので、日程はハウステンボス公式サイトの年間イベントカレンダーでご確認ください。
長崎県民の私なら「移動の自由」を買います

長崎空港からハウステンボスへは、バス・高速船・JR・レンタカーなど、いくつもの移動方法があります。
だからこそ、単純に「一番安い」「一番速い」だけで決めなくてもいいと思います。特に3歳くらいの子どもを連れているなら、
- 途中で休憩できるか
- 荷物をどうするか
- 帰る時間を変更できるか
- 雨が降ったときどうするか
まで考えてみてください。
\子連れ旅行なら、チャイルドシートも忘れずにチェック/
※料金・車種・チャイルドシートの条件などはレンタカー会社によって異なります。予約前に最新情報をご確認ください。
長崎県民の長崎市内~ハウステンボス間の距離感
長崎県民の私からもう一つ、お伝えしたいことがあります。ハウステンボスと長崎市内は、同じ「長崎旅行」でも、移動にはそれなりに時間がかかります。

長崎市内からハウステンボスまでは、順調に走れば1時間半ほど。
ただ渋滞や子どもの休憩を考えると、2時間近く見ておくと気持ちに余裕が持てます。
夜まで遊んでから長崎市内へ戻るのか。ハウステンボス周辺に泊まるのか。夕方には切り上げて戻るのか。ここまで含めてホテルと交通手段を決めると、子連れ旅行がかなり楽になります。
出発前は「ミッフィーの乗り物に絶対乗る!」と意気込んでいた娘が、実物を目の前にした瞬間「怖いから乗らない」とあっさり撤回したり、逆にグリーティングには20〜30分待ちでも喜んで並んだり。
「疲れたら帰る」と言いながら、結局16時頃まで、思っていたよりずっと長く遊んだり。
3歳児の予定は、本当に読めません。だからこそ、帰る時間もルートも自分たちで決められる自由さが、私たち親子には合っていたんだと思います。
楽しい親子旅になりますように。長崎でお待ちしています。
\【関東エリア向け】帰宅後の食事、ラクしませんか?/

現実に戻った時の絶望感が違います。


