【元裁判所事務官が詳しく紹介】採用試験や採用後におすすめの裁判所事務官の服装は?法服を着ることもある?

裁判所事務官時代のこと
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2013年4月〜2018年3月まで裁判所事務官(一時期は検察審査会事務官も兼務)として勤務し、現在はライターをしているみさちゅーです。

勤務当時の情報にはなりますが、裁判所事務官志望の方・公務員試験を控えている方に向け、裁判所職員の内部事情や仕事内容などをご紹介しています。

今回は、裁判所事務官として働き始めたあとなど、裁判所事務官の服装をシーン別にご紹介します。

裁判所事務官採用試験時の理想的な服装についても解説しているので、受験予定の方の参考になれば幸いです。

 

経験談を元にした記事ですので、あくまで参考程度にご覧ください。

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試験の種類を問わず、採用試験ではリクルートスーツか制服がおすすめ 

【大卒者以上の採用試験でのおすすめの服装】リクルートスーツ

筆記・面接などの試験の種類を問わず、大卒者以上の試験ではリクルートスーツが好ましいでしょう。

本庁で働いていた際に、実際に試験を受けに来ていた学生さんから挨拶をしていただいたことがありますが、リクルートスーツを着ていらっしゃいました。

【高卒者区分の採用試験での服装】高校生なら制服・専門学校生ならリクルートスーツ

高卒者区分の試験を受ける方で、制服のある高校に通っている場合は、筆記試験・面接試験の両方で学校の制服を着ていくのがおすすめです。また、専門学校生の方は、リクルートスーツがよいでしょう。

高卒者区分の試験が実施されている日には、制服を着た学生さんや、リクルートスーツを着た専門学校生だと思われる方をよく見かけていました。

採用後1ヶ月程度までの裁判所事務官の服装:リクルートスーツ派が多数

裁判所事務官として採用されたあとのスケジュールは以下の通りです。

・働き始めて1週間:配属先の裁判所にて3日程度の研修を受ける

・2週間目以降:寮付きの研修施設にて新採用職員研修を受ける

この新採用職員研修までは、リクルートスーツを着ていく裁判所事務官が多かったです。

新採用職員研修後の裁判所事務官の服装:オフィスカジュアルかスーツスタイル

裁判所事務官の服装に決まりはありません。

ただ、入庁2週間後から行われる新採用職員研修から帰った後は、段々とオフィスカジュアルへ移行していくのが慣例です。

好みに合わせて、スーツスタイルを続ける方もいる印象でした。

同じ部署で働く先輩の意見も参考に

たしかに、裁判所事務官の服装はオフィスカジュアルかスーツスタイルへ徐々に移行していくパターンが多めです。

ただ、実際の服装については、同じ部署で働く先輩の意見を参考にしましょう。

私自身もよく分からなかったので、直接聞いた記憶があります。

新採用職員研修へ行く前に、研修から帰ったら周りの方と似たような服装でよいか、同じ部署の先輩に聞いてみるとよいでしょう。

オフィスカジュアルとは?裁判所事務官時代に意識していたポイント

裁判所事務官や裁判所書記官など、裁判所職員の服装はオフィスカジュアルが基本

裁判所事務官をしていた頃は、上の画像のような服装をしていました。

 

裁判所事務官をしていた頃は、一般的なマナーを守ることを前提に、上下ともに以下を意識してコーディネートを組んでいました。

シンプルなデザイン:他の人とかぶることもありますが、ユニクロで探すと見つかりやすいです。

目立ちにくい色味:白黒をはじめ、水色・クリーム色などの淡い色味

よりイメージを膨らませたい場合は、市役所や県庁などのお役所へ行ってみると参考になるかと思います。

ネイルをしている裁判所職員(裁判所事務官・裁判所書記官)には出会ったことがない

周囲から見て分かる程度のネイルをしている裁判所職員(裁判所事務官・裁判所書記官)には出会ったことがありませんでした。

もしかしたら一見して分からない程度にネイルを楽しんでいる裁判所職員もいたかもしれませんが、本当に目立たないレベルだったのだと思います。

裁判所事務官が法服を着る機会はない

裁判官や裁判所書記官は法廷で裁判手続きを進めるので、法服を着用する必要があります。

一方、裁判所事務官は、基本的には裁判中に法廷へは入らないため、法服を着る機会はありません。

法服に触れたのは、裁判所見学に来る小中学生用の法服を用意したときくらいでした。


 
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