保育園に2~3歳のお子さんを通わせていて、「そろそろストローマグも卒業だし、ちゃんとした水筒にしないとな」と考えているママ・パパも多いのではないでしょうか。
2歳児でも飲みやすいストロータイプの水筒となると、有力な選択肢はサーモス。
でも、いざ買おうと口コミを見ると…
- 「サーモスは漏れる」って本当?
- 毎日洗うのが大変そう…
- パーツが多くて面倒じゃない?
- 活発な子が使ってもすぐ壊れない?
そんな不安を感じて、購入をためらっていませんか?

通園バッグのなかで水筒が漏れていたときの、あの絶望感といったら言葉になりませんよね。
大丈夫です! 結論から言うと、サーモスの水筒は「正しい使い方」と「ちょっとしたコツ」さえ知っていれば、“活発な2歳児”が保育園で使っても、漏れずに長く愛用できます。
この記事では、同じ2歳児ママの私が、なぜ「サーモスが漏れる」という口コミが生まれる理由と漏れないようにする方法、
そして「忙しいママ・パパにこそサーモスがおすすめ!」と断言できる理由も、保育園用として実際に毎日使っている使用感(レビュー)を交えながらご紹介していきます。
- サーモスの水筒は漏れる?2歳児を保育園に通わせているママが本音レビュー
- なぜ漏れるの?起こりがちな3つのケースと対策
- 原因②:【ママ・パパのうっかり】パッキン・ストローの付け忘れ・ズレ
- 原因③:パッキンの消耗・劣化(1年チェックが必須)
サーモスの水筒は漏れる?2歳児を保育園に通わせているママが本音レビュー
【実録】2歳児が毎日サーモスのストローボトルを使った結果…本当に漏れた?
2歳児に保育園用・自宅用・お出かけ用としてサーモスの幼児用水筒(ストローボトル)を毎日持たせていますが、今のところ漏れたことはありません!
▼使っているのはこちらです!ブルーや乗り物柄もあります▼
ちなみに我が子は、保育園の先生から「活発ですよね~」とお墨付き(?)をもらっているほど元気なタイプ。男女問わずよく遊んでいるみたいです。

最近は、毎日ボールを投げては滑り台に何度もチャレンジしています。
【結論】正しく使えば漏れない!では、なぜ「漏れた」という声があるのか?
活発な2歳児が毎日使っても、我が家では漏れていません。
これは、サーモスの幼児用水筒が「正しく使えば漏れない」ことを表していると思います。
では、なぜ世の中には「サーモスなのに漏れた」という口コミがなくならないのでしょうか?
その原因は、水筒の仕様の問題ではないケースも多々あります。
「フタが半開きになる」といった子どもの発達段階(2歳児あるある)や、「パーツを付け忘れる」といった忙しい朝のうっかりミス、そして「パッキンの消耗」といったメンテナンスの問題。
こうした部分にこそ、原因が潜んでいるんです。
裏を返せば、漏れる理由を事前に知っておけば、保育園に持っていく水筒の漏れストレスは減らせます。
サーモスの幼児用水筒が漏れるといわれる具体的な原因と対策を詳しく見ていきましょう!
なぜ漏れるの?起こりがちな3つのケースと対策
原因①:【2歳児あるある】フタが開いたまま横倒し
2歳児あるあるですが、水筒のフタが開いたまま横倒しにしがち。

どんな水筒でも、横倒しにすると漏れます。
サーモスのフタ(ストロータイプ)には、飲むための「飲み口」と、スムーズに飲むための「空気穴」がついています。
フタが開いた状態(半開きも含む)で横になれば、当たり前ですが、この2つの穴からお茶が出てきてしまいます。
「サーモスだから漏れた」のではなく、「フタが開いていたから漏れた」が正解です。
実は、サーモスの取扱説明書にも、まさにそのことがハッキリと書かれています。

サーモス株式会社『真空断熱ストローボトル 取扱説明書 品番:FJV-F用』より引用
では、なぜ我が家ではこの「横倒し漏れ」が起きていないのか。
【漏れ対策】「カチッ」の音を親子で練習!
それは、保育園に持たせる前の週末に、おうちで少し練習したからです。
「保育園でいきなりやって」は2歳児には難しいこと。
それに、保育園の先生も、いきなり知らない水筒を渡されて困ってしまいます。
そこで、まず、土日を使って練習しました。

サーモス株式会社『真空断熱ストローボトル 取扱説明書 品番:FJV-F用』より引用
正直、最初はフタを閉めるボタンを押すのに「ちょっと力がいるかな?」という印象でしたが、
お茶を飲むたびに側にいて、「飲み終わったら、『カチッ』って音がするまで両手で押してみようね」と、何度も伝えました。
土日の練習で「フタ閉め」をルーティーン化
今では、その「ちょっとした固さ」がちゃんと閉まった証拠だと分かった様子。
子どもも「フタを『カチッ』と締めるまでがお茶の時間」と理解してくれたみたいで、ちゃんと自分の力で閉められるようになりました。
【念のため】通園バッグには「立てて」入れる

練習のおかげでフタが開いていたことはありませんが、それでも万が一を考え、通園バッグには立てて入れるように心がけています。
原因②:【ママ・パパのうっかり】パッキン・ストローの付け忘れ・ズレ
忙しい朝、バタバタしながらパーツを組み立てると、『パッキンがちょっとズレてた』『ストローが奥までささってなかった』なんてことはありますよね。
パーツ類のズレを防ぐ対策は超カンタンで、ストローも『グッ』と奥までしっかり押し込むこと。
とはいえ、
ストローが根元までしっかりと差し込まれていないと、きちんと密閉できず、漏れの原因になります。
パーツ類のズレを防ぐ対策は超カンタンで、ストローも含めて『グッ』と奥までしっかり押し込むこと。
でも、この対策をするうえで、サーモスの凄いところが発揮されるんです。
【対策】2025年2月発売の水筒(FJV-400F)は、ミスを防げる設計!フル活用して漏れを防ごう
サーモスの幼児用水筒のなかでも、我が家で使っている2025年2月発売のFJV-400Fは、忙しい朝の「うっかりミス」を構造的に防いでくれる設計になっているんです。
サーモス幼児用水筒のうれしい設計①「グッ」と入る!差し込んだ感じが分かりやすいストロー
サーモスの幼児用水筒(ストロータイプ)は、ストロー自体が太く、さし込み口もしっかりしています。
他の水筒だと「これ、ちゃんとささってる…?」と不安になることがありますが、サーモスは「飲み口にちゃんと入ったな」という感覚をしっかり得られるので、とっても助かっています。
サーモス幼児用水筒のうれしい設計②パーツを付け忘れるとフタが開かない「飲み口」
さらに凄いのが「飲み口」です!

サーモス株式会社『真空断熱ストローボトル 取扱説明書 品番:FJV-F用』より引用
サーモスの幼児用水筒(FJV-400F)は、万が一、吸う部分のパーツ(飲み口)をうっかり付け忘れたままフタを組み立ててしまった場合、ボタンを押してもフタが開かない構造になっているんです!

フタが開くかどうか必ず確認してから、通園バッグへ入れています。
付け忘れたまま保育園に持たせてしまい、通園バッグが水浸しになってしまう…ということを、水筒自体が防いでくれるんですよ。

飲み口を付け忘れることなんてある?と思ってしまいますが、バタバタしていると飲み口をつけ忘れることもあるんです。
個人差はあるものの、2歳頃は少しずつ自分の意思を伝えられるようになる時期。今まで以上に子供の対応に時間がかかることもあります。
子供の対応もしながら、自分の準備にも気を配らないといけないので、最近はこれまでよりも起きる時間を早めました。
原因③:パッキンの消耗・劣化(1年チェックが必須)
毎日洗って使うパッキンはゴム製品。使っていくうちに弾力を失い、小さな隙間ができてしまいます。
「1年使ったら交換」と割り切るのがおすすめです。
【対策】 水筒本体を買うときに、「交換用パッキン・ストローセット」も一緒に買っておく
パーツ不良が原因で漏れると、自分の力ではその場で使えるようにすることは困難です。
サブの水筒を持っていない場合、その日に保育園へ水筒を持って行けないケースも。
水筒には予備のパーツは含まれていないので、事前に交換用のアイテムをストックしておくのがおすすめです!
忙しいからこそ大事!サーモスの幼児用水筒の「洗いやすさ」と「衛生面」をチェック
「漏れ」の不安が解消されたら、次にママを悩ませるのは、毎日の「水筒洗い」ですよね。
この「洗いやすさ」と「衛生面」こそ、サーモスが人気の理由です。
【2025年2月発売】FJV-400Fはパッキン一体型!パーツが少ないからセットも管理も簡単
旧モデルのサーモスは「パーツが多くて面倒」という声もありました。
しかし、現在我が家で使っているモデル(FJV-400F)は、飲み口とパッキンが一体化しています。
パーツが「フタ・飲み口(パッキン付)・ストロー・本体」だけと少ないので、登園前のセットやお手入れ、お手入れ後の管理も簡単です。

ベビー用マグの時に感じていた、「あの小さいパーツどこいった!?」というストレスから解放されました。本当に。
食洗機はどこまでOK?毎日の洗浄を時短するコツ

サーモス株式会社『真空断熱ストローボトル 取扱説明書 品番:FJV-F用』より引用
サーモスの幼児用水筒(FJV-400F)のいいところは、ストローのパーツ以外すべて食洗機OKだということ。
私がこの水筒を選んだ決め手でもありました。
疲れて帰ってきたら、
- フタやストローキャップユニットを水筒本体から回して取り外す
- ストロー以外はそのまま食洗機へ
- ストローだけサッと手洗い
たったこれだけで作業が終わります。
ストローの手洗いには、泡スプレータイプの洗剤+ストロー用スポンジを使うと時短できます。

ストロー用スポンジは、ベビー用のマグで使っていたものと同じタイプを愛用中。100均や西松屋などでも購入できますよ。
漏れ・洗いやすさ以外も!保育園でサーモスが選ばれる3つの理由
漏れ対策と洗いやすさがクリアできたら、あとは保育園生活でどれだけ快適に使えるかですよね。
サーモスが多くの園ママに選ばれるのには、確かな理由があります。
理由①:圧倒的な保冷力!真夏のお迎え時も「まだ冷たい」
保育園では、水筒を一日中、園庭の近くや荷物カゴに置いたまま…ということも。プラスチック製の水筒では、夏場はすぐにお茶がぬるくなってしまいます。
その点、サーモスなら朝入れた冷たい麦茶が、お昼寝起きやお迎えの時間までしっかり冷たいまま。
これは土日に公園で使う時も実感しています。
以前、プラスチック製のベビーマグを使っていた頃は、すぐにお茶がぬるくなって子どもが嫌がり、水分補給に苦労していました…。
でもサーモスに変えてからは、いつでも冷たくて美味しいのか、本当にゴクゴク飲んでくれるようになりました!

これだけでも、サーモスの水筒に変えてよかったと感じています。
理由②:バッグが濡れない「結露しない」魔法びん構造
これは「漏れ」と同じくらい重要です! 保冷力のない水筒は、夏場に冷たい飲み物を入れると、水筒の周りがビショビショに「結露」します。
結露してしまうと、水筒からは中身が漏れていなくても、通園バッグの中の連絡帳やお着替えが濡れてしまうんです。
その点、サーモスは魔法びん構造なので結露が起きにくいんです。

実際に真夏も毎日使っていますが、この水筒が結露してバッグやリュックが濡れたことはありませんでした。
理由③:2歳児でも開閉できる手軽さ!必要なとき以外はしっかりロック

2歳児は「自分でやりたい」お年頃。
サーモスのストロータイプは、大きなボタンをワンプッシュするだけでフタが開くので、2歳児でも簡単に自分で飲めています。
先ほども書きましたが、2歳の子でも練習すれば閉められます。
以前使っていた、フタを回して開けるタイプのストローマグは、当然2歳児には開けられず、いちいち「開けてー」と呼ばれていました。
水筒の開け閉めがセルフサービスになったので、親としても助かっています。
保育士さんの手をわずらわせなくてよい点も、たくさんのお子さんが集まる保育園では大切ですよね。

水筒を探すママ
ボタンだと、通園バッグのなかで勝手に開いちゃうんじゃ…?
そこもサーモスは優秀です。

ボタンは2歳児が指で押せる絶妙な固さですが、通園バッグに入れて持ち運ぶ振動くらいでは、今のところ開いたことはないです。
「子どもには開けやすい」のに「意図せず開かない」という設計も、漏れにくい理由のひとつだと私は思います。
【正直レビュー】ステンレス製だからこそ「丈夫」で「少し重い」
さらに、本体がステンレス製でとにかく丈夫! 我が家の2歳児が落としたり投げたりしたこともありますが、普通に使えています。
ただし、ここでもうひとつ気になることが…。
ステンレス製の魔法びん構造なので、プラスチック製のマグに比べると、やっぱり「少し重い」です。
中身が空の状態でも、しっかりと重さがあります。
とはいえ、2歳児が自分で持って飲めないほどの重さではないですし、お出かけや保育園に持っていく際にも不都合は特に感じませんでした。

私は「すぐに割れて買い替えるストレス」や「ぬるいお茶を飲ませる不安」よりも、「丈夫で長持ち」して「しっかり保冷できる」という安心感を選びました!
購入前に知りたい!保育園での「ストラップ」「記名」はどうする?
付属のストラップ、2歳児には本当に必要?(園での実態)
この水筒(FJV-400F)には、持ち運び用のストラップ(肩掛け紐)が付いたポーチが付属しています。
「ラッキー!遠足とかで使えるかも」と思いますよね。
でも、結論から言うと、我が家では使っていません。
そして、同じクラスの保育園のお友達を見ても、ストラップを使っている子はほとんど見かけません。
園の行き帰りや、園内で首から下げていると、何かに引っかかったり、遊具に絡まったりする危険性を考えてしまいます。
本体を通園バッグに立てて入れて持たせていますし、それで不便を感じたことはありません。
とはいえ、今は使わなくても、今後クラスが上がって遠足や園外保育が始まると、自分で水筒を肩から下げて持ち運ぶ場面が出てくる可能性は高め。
「今は使わないけれど、将来のために付属品として持っておける」と考えるのが良さそうです。

あくまで我が家の場合なので、園の規定をもとに使用するようにしてください。
【正直レビュー】名前は本体に直接大きく書ける(が、食洗機で消えます)
保育園では、持ち物への記名は必須ですよね。
サーモスの幼児用水筒(FJV-400F)の便利な点は、「名入れサービス」や「お名前シール」が不要なこと!

サーモス株式会社『真空断熱ストローボトル/FJV-400F | ストロータイプ | 製品情報』より引用
このように、メーカー公式も推奨している通り、本体に油性ペンで直接書き込めるスペースがあるんです。これ、すごく便利ですよね。
…ただし!ここでまた正直レビューです。
我が家は食洗機を使っているのですが、油性ペンで書いた名前が、食洗機に入れるとほぼ毎回きれいに消えてしまいます(笑)
毎朝「あ、また消えてる…」と書き直すのは、正直ちょっと面倒です。
ただ、私にとっては「名前を書き直す面倒さ」よりも「食洗機で洗えるラクさ」が勝っているので、割り切って使っています!
これは、購入前に知っておいてほしい「リアルなデメリット」ですね。
もう迷わない!保育園用にぴったりな水筒が見つかるチェックリスト
2歳児の保育園用水筒は「単に漏れない」ことだけでなく、「うっかりミスを防ぐ設計」と「毎日の洗いやすさ」で選ぶことも大切です。
保育園用にぴったりな水筒が見つかるよう、チェックリストを作ってみました!
✅ 1.「うっかり漏れ」を防げる?
- [ ] ストローは「グッ」と入る感覚が分かりやすい
- [ ] 飲み口を付け忘れたらフタが開かないなど、ミス防止機能がある
- [ ] フタは子どもでも「カチッ」と閉めやすい
- [ ] ボタンは振動で「勝手に開かない」安全設計
✅ 2.「毎日の洗いやすさ」はクリアしてる?
- [ ] パーツが少ない(飲み口・パッキン一体型など)
- [ ] 食洗機で(本体・ストロー以外)丸洗いできる
✅ 3.2歳児の保育園生活にぴったり?
- [ ] 真夏でも「冷たさキープ」&「結露しない」魔法びん
- [ ]丈夫で 2歳児が落としても壊れない
- [ ]ストローパーツを交換して長く使える
✅ 4.実際に毎日使っている人が感じた「リアルなデメリット」も納得できる?
- ステンレス製の「重さ」は許容範囲?(プラ製よりは少し重いです)
- [ ] 食洗機で名前が消える手間より、洗えるラクさが勝つ?
2歳児が保育園で使うのにおすすめの幼児用水筒(サーモス)はこれ!
このチェックリストをすべて満たし、2歳児の保育園用水筒におすすめのサーモスのモデルが、本記事でレビューした真空断熱ストローボトル(FJV-400F)です。
シンプル構造でお手入れカンタン、漏れにくく、自分で飲めて、しっかり保冷。
毎日の「漏れたかも…」というストレスから解放され、忙しい朝も少し余裕が持てるようになりました。
そして、お手入れがラクなのも大きな利点。水筒本体や細かいパーツのお手入れって、専用のスポンジに持ち替えるのが本当に面倒ですよね。
ただでさえ洗い物が多いのに、やってられません…。

最初はストローだけ洗うのも面倒!だと思っていましたが、ストローマグを使っていた頃と比べるとかなり負担が減りました。
▼【記事でレビュー】サーモス まほうびんのベビーストローマグ (FJV-400F)▼
本記事でレビューした、パッキン一体型・食洗機対応(本体・ストロー除く)のモデルです!
▼【セット買い推奨】毎日の安心のために「交換用パーツ」も忘れずに▼
1年に1回の交換で、「漏れ」のリスクも減らしましょう。

