- もうすぐ裁判所事務官の面接試験!合格した人はどんなことを意識して面接対策をしたり、実際に面接を受けたのかな?
- 裁判所事務官の面接はどんな雰囲気なんだろう。
まずは、裁判所事務官の筆記試験突破おめでとうございます!
裁判所事務官の採用試験では、面接(人物試験)の配点が高め。筆記を突破したからと気を抜かず、しっかりと対策したいですよね。
体験談をもとにした記事ですので、参考程度にご覧ください。本サイトでは一切の責任を負いかねます。
面接対策の前に知っておきたいこと
裁判所職員は「論理性に欠ける仕事」をとにかく好まない!
裁判所が「論理性」を重視する職場であることを踏まえ、裁判所事務官の面接で意識したポイントを見ていきましょう。
裁判所事務官の面接で意識したポイント
論理的に行動できる点をアピール
面接カードと面接で答える内容は揃える
面接で実際に答える内容とのブレを防ぐため、面接カードに書いた内容と、面接で回答する内容は揃えましょう。
面接官との会話で、話を膨らませる段階でも「話がブレている」ということは避けます。
面接カードの内容を暗記することも大事
裁判所事務官の面接では、面接カードに書かれた内容をオウム返しで聞き返されることは少なく、面接カードに書かれた一部の内容を深掘りする形で聞かれます。
部分的に質問されるからこそ、面接カードに書いたことを暗記しておくことが重要。前後の文脈と実際に話した内容が違って突っ込まれることを防げます。
状況を「正確に」伝えるための言葉選びもカギ
一見簡単に見えますが、注意しないと考えのブレだと受け止められることがあるのです。
例えば、「長所」の項目で「ボランティアを中心に頑張ったので~」と書いているのに、
「力を入れて取り組んできた活動や経験」の項目で「大学時代はサークル活動に熱中していて~」と書かれていたら、違和感がありませんか?
この違和感は、言葉の使い方によるもの。
ボランティアの比率が高いのであれば、サークル活動に関しては「大学時代はサークル活動にも取り組んでいて」程度に主張を抑えましょう。
言葉選び辞典で適切なワードを把握する
面接中以外もビジネスマナーを徹底する
裁判所事務官の面接中や面接中以外の場面でもビジネスマナーを守ることは徹底しました!
また、面接中以外の場面での自己アピールは合否に関係ないと思われますが、面接室前へ案内していただいた裁判所職員の方への対応にも失礼がないように注意。
面接室に行くまでにすれ違った方にも、笑顔でハキハキとご挨拶するように心がけたのを覚えています。
裁判所事務官になると多くの来庁者と接します。
失礼がないよう、ビジネスマナーに沿った対応ができる人は裁判所が求める人材でもあると考えました。
裁判所事務官の面接試験で聞かれたこと
裁判所事務官の仕事内容の理解度を確認するための質問や、チームワークに関する質問が多かったのが印象的でした。
>>裁判所事務官の転勤事情については、コチラでご紹介しています(有料note記事になります)
面接カードは気持ち程度で大まかな内容に。出題可能性が高い順に想定問答を作ろう
裁判所事務官の面接カードは、気持ち程度で大まかな内容にしました。「複数トピックを並べたんだな」と思われるくらいの微妙なラインを攻めるのがポイントです!
※もちろん、構成によっては「内容が薄い」と思われる場合もあるので要注意です。
微妙なラインって感覚的な部分がありますよね。具体的にはどういう構成にしたんですか?
私の場合は、同じサークルの話でも、1つのエピソードは2文程度に省略。残りのスペースには複数のエピソードを書きました。
書いたエピソードを自分で深掘りして、出題可能性が高い順に想定問答を作ったのもよかったと思います。
裁判所事務官の面接の雰囲気・面接官の人数
裁判所事務官の面接は穏やかな雰囲気
裁判所事務官の面接は終始穏やかな雰囲気でした。
面接官も普通に会話するようなスタンスで話しかけてくださった記憶があります。
「裁判所」職員の面接ってなんとなく怖いイメージがあったのですが、話しやすくてよかったです。
面接官は男性2人・女性1人の3人
裁判所事務官の面接試験での面接官は3人でした。
男性2人・女性1人が長方形型の会議用テーブルを前に座っており、面接官の前に置いてある椅子に受験生が座る構図でした。
裁判所事務官の面接試験におすすめの服装
大卒者以上の裁判所事務官の面接試験では、リクルートスーツが好ましいでしょう。
本庁で働いていた際に、実際に試験を受けに来ていた学生さんから挨拶をしていただいたことがありますが、リクルートスーツを着ていらっしゃいました。
合格者への意向照会の電話は合格発表日にかかってきました
合格者の意向を確認するための電話は、合格発表があった当日にかかってきました。
具体的な勤務地の打診に関する電話は、合格発表から1ヶ月以内にかかってきた記憶があります。
裁判所事務官の面接試験対策で実際に使った本
面接官が求めている回答を作りやすく、面接カード自体は3日で書き終えられました!
残った時間を想定問答の作成等に当てられたので、面接に向けてこなしておきたいことを終えたうえで面接に臨めました。面接対策本に迷っている方にぜひおすすめしたいです。
※なお、実際に使用したのは試験を受けた年の同じ本です。