元裁判所事務官のかもめです。
裁判所事務官への内定、おめでとうございます!
4月からの新生活、楽しみな反面、「法律の知識がないけど大丈夫?」「何を用意すればいいの?」と不安も尽きないですよね。
元裁判所事務官の私が、「入庁までに読んでおいてほしい記事」を順番に読み進められるように整理しました。
この通りに読んでいけば、入庁初日を余裕を持って迎えられるはずです。
STEP1|実務に役立つスキルの底上げ
裁判所職員が使っている本に目を通す
入庁前に法律を完璧に理解する必要はありません。
ただし、専門用語をまったく知らない状態だと、配属後に戸惑います。
私が実感したのは、「勉強」よりも”最低限の用語や手続きの流れを知っていること”の安心感でした。
実際に、事件部(民事部・刑事部など)の執務室では、専門用語が飛び交っています。
知識ゼロだと、先輩の言っている意味すら分からず、マニュアルすら読めない…という事態に陥ります(私がそうでした泣)。
▼実務に出る用語をまとめたnote
▼手続きの流れを予習したい方向け
裁判所事務官に必要なPCスキルをチェック
現場ではExcelなどのPCスキルも重宝されます。どのレベルが必要かチェックしておきましょう。
▼お役所はMicrosoft系のソフトも好きです。執務マニュアルも、知識がある前提で書かれています。
STEP2|配属・勤務地の流れを知る
次に、具体的な配属(都道府県・本庁/支部単位)が決まるタイミングを知っておきましょう。
希望調査票がどう影響するのか、いつ通知が来るのかなどが書かれており、スケジュールの目安になります。
都道府県が決まった時点で引っ越し業者も押さえる
実は1~2月頃にある意向確認の電話で、配属される県はほぼ確定します。
細かい住所は後で変更できるので、この電話があったらすぐに「県だけ指定」して見積もりを取り、トラックを押さえておくのがおすすめですよ。
引っ越しが多い3月に入ってからだと、料金が倍以上になり、業者も捕まりません。
STEP3|入庁前にそろえるもの
意外と迷うのが「服装」や「印鑑」などの細かいアイテム。無駄なものを買わないよう、裁判所内のリアルな事情を紹介します。
オフィス用の衣類
最初の研修から配属後まで、基本は落ち着いたビジネススタイルです。
- スーツ:黒・紺・グレーの無難なものを2〜3着。
- シャツ:白または薄いピンク等。アイロン不要のものが楽です。
- パンプス・革靴:研修で歩くこともあるので、履き慣れたものを。
- トレンチコート:4月の朝晩は意外と冷えるため、一着あると安心です。
▼入庁当日はスーツ?普段の勤務は?法服を着る機会はあるの?
▼周りに浮きにくい服装の選び方
印鑑(はんこ)
裁判所事務官の仕事で、印鑑を使わない日はありません。
ここで一番注意してほしいのが、世間の常識である「シャチハタ」が、裁判所の実務では一切通用しないという点です。
私は「とりあえずシャチハタでいいや」と油断して入庁し、配属初日に絶望して判子屋へ走ることになりました…。
私と同じ失敗をしてほしくないので、「なぜシャチハタがダメなのか」「どの判子を一本用意すべきか」正解を、私の失敗談とともに別記事にまとめました。
▼シャチハタはNG?訂正印は?裁判所事務官必須の「ハンコ事情」をまとめました。

ほかにも、お昼に出るお弁当用の現金や飲み物などを用意しておくのがおすすめです。
必要な全アイテムについては、noteで詳しくまとめています!
STEP4|入庁後の流れと対策を知ろう
いよいよ入庁!ですが、一番緊張するのは最初の数週間ですよね。
人事担当者の方と電話で話したり、書類が来たりしているかもしれませんが、「実際どう動けばいいの?」という不安があると思います。
入庁後の過ごし方を事前に知ることも、心の余裕につながります。
▼初日~1週間の流れ
▼本格配属1週間~全体研修(寮生活)の流れ
最後に:職場のリアルを知って心の準備
採用試験に受かり、内定してからが本当のスタートです。
私もそうでしたが、入庁前は「異動って実際どうなの?」「生活はどう変わるの?」といった、公式には載っていない不確実なことが一番の不安の種でした。
以前から志望者の方に「本当のところを知りたい」とよく相談される内容を、私の5年間の経験をもとにNoteへまとめています。
ほんの少し先の「見通し」が立つだけで、不安がふっと軽くなるかもしれません。
よかったら覗いてみてくださいね🌿
「準備の先にある『裁判所事務官の日常』をもっと知りたい!」という方へ。
異動・結婚・飲み会事情を網羅した【マガジン】もあります。













