【元裁判所事務官が詳しく紹介】裁判所事務官のお給料について

【元裁判所事務官が詳しく紹介】裁判所事務官のお給料について

2013年4月〜2018年3月まで裁判所事務官として勤務し、現在はライターをしているみさちゅーです。

勤務当時の情報にはなりますが、裁判所事務官志望の方はもちろん、公務員試験を控えている方・裁判所の中の人のことを知りたい方に向け、裁判所職員の内部事情や仕事内容などをご紹介するこのシリーズ。

第7回目は、裁判所事務官のお給料事情についてご紹介します。

なお、これまでの連載はこちらです。
・第1回:【元裁判所事務官が内部事情を詳しく紹介】職場環境はどんな感じ?
・第2回:【元裁判所事務官が詳しく紹介】裁判所事務官の仕事内容は?電話対応編
・第3回:【元裁判所事務官が詳しく紹介】退職後のキャリアプラン
・第4回:【元裁判所事務官が詳しく紹介】裁判所事務官の仕事内容は?書類作成編
・第5回:【元裁判所事務官が詳しく紹介】裁判所事務官のバッググラウンドは?
・第6回:【元裁判所事務官が詳しく紹介】裁判所事務官の仕事内容は?日直・当直編

裁判所事務官のお給料は号俸制

裁判所事務官の給与は、1人ずつ決められている「号俸」に合った金額を「俸給表」から算出し、支給される仕組みです。

ちなみに、裁判所事務官の初任給は以下の通り。

〈初任給〉
総合職試験(院卒者区分)  255,600円(行政職俸給表(一)2級11号俸)
総合職試験(大卒程度区分) 224,040円(行政職俸給表(一)2級1号俸)
一般職試験(裁判所事務官、大卒程度区分) 218,640円(行政職俸給表(一)1級25号俸)
一般職試験(裁判所事務官、高卒者区分)  180,720円(行政職俸給表(一)1級5号俸)
※金額は、東京都特別区内に勤務する場合の例です。

採用Q&A | 裁判所

上記のなかから、総合職試験(大卒程度区分)の場合を考えてみましょう。

「224,040円(行政職俸給表(一)2級1号俸)」と書かれています。

1つずつ紐解いていくと、「行政職俸給表(一)」に書かれた「2級1号俸」の金額である「224,040円」が支給されるということになります。

なお、入庁後の号棒は、人事評価の結果を考慮して決められていきます。

裁判所事務官の給与は、基本的には上がり続ける

勤務日数が不足していたり、処分を受けていたりしない限り、給与は基本的に上がり続けるイメージです。

何か功績を収めたから特別ボーナスを支給する・給与が上がるといったことは聞いたことがありませんでした。

人事評価が判断材料とされているため、どれくらいお給料上がったかな?という感覚で給与表を見ていました。

もちろんボーナスもあり

裁判所事務官には、6月・12月にボーナスが支給されます。

ボーナスをいただける時期になると、島(デスクを向かい合わせで固めている1つのグループ)や、係内で使い道について話題になることもしばしば。

思い切り使う!という方もいれば、自分はお金が増えていく通帳を見るのが好きなんだ〜と言われる方もおり、お金の使い方について個性が見える時期でもあります。

ボーナスで家族旅行に行くからこの日は有給を取りたい、とおっしゃる方もいて、なるほど!と思うと同時に、普段からもっと休暇がとりやすくなるといいなぁと思っていました。


【裁判所の内部事情をもっと詳しく知りたい方におすすめの1冊】

裁判所に20年勤務され、現在は行政書士としてご活躍中の中村圭一さんが書かれた1冊です。
実際のエピソードを踏まえながら、裁判所職員の日常などについて詳しくご紹介されています。

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■裁判所事務官時代のことをまとめた記事になります。
(1)職場環境について
【元裁判所事務官が内部事情を詳しく紹介】職場環境はどんな感じ?
【公務員辞めました】公務員になるなら知っておきたい!職場が体育会系にぴったりでしんどかった話:裁判所事務官として勤務するなかで、体育会系の職場にあたった際の出来事を中心にご紹介しています。

(2)仕事内容について
【元裁判所事務官が詳しく紹介】裁判所事務官の仕事内容は?電話対応編
【元裁判所事務官が詳しく紹介】裁判所事務官の仕事内容は?書類作成編
【元裁判所事務官が詳しく紹介】裁判所事務官の仕事内容は?日直・当直編

(3)退職後のキャリアについて:【元裁判所事務官が詳しく紹介】退職後のキャリアプラン

■裁判所事務官の職場環境について詳しく知りたい方はこちらもどうぞ。


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